気管食道外来
月曜日 午後
● 担当医:渡嘉敷 亮二、中村 珠理、船戸 宣利
気管および食道は、本来耳鼻咽喉科とは異なった領域に聞こえますが、その上方は喉頭、咽頭とつながっています。咽頭・喉頭は嚥下や呼吸の際には気管・食道よりも複雑な運動をしているため、「物を食べること」や「呼吸すること」に関連した病気は、咽喉頭と気管食道を切り離して考えることは出来ません。耳鼻咽喉科の「気管食道外来では」嚥下障害、上気道狭窄、また最近話題の胃食道逆流症に伴う耳鼻咽喉科疾患 などの診断と治療を行います。以下に当院での試みをご紹介します。
嚥下障害
主に脳血管障害や神経疾患、頭頸部癌手術術に伴い生じます。 内視鏡で咽喉頭を観察し、下咽頭食道透視で動的に嚥下動態を観察したり、嚥下圧を測定したりして障害の内容を詳細に診断します。リハビリ科の医師と共同で診察を行い適切なリハビリ方法を決定します。リハビリテーションに限界がある例では嚥下補助手術を行います。
胃食道逆流による咽喉頭疾患:最近話題の疾患で耳鼻咽喉科では、咽喉頭逆流症、LPRD (laryngopharyngeal reflux disease) と呼ばれています。耳鼻咽喉科の症状としては咽喉頭異常感(球症状、ヒステリー球)、声がれ(嗄声)、咽頭痛、のどの違和感などが生じます。当院では耳鼻咽喉科では日本で数施設にしかないpHモニターや、咽頭食道内圧測定により客観的な診断が可能です。